半室グリーン車に改造されたフチFG401編成のクロハ288-2001

福知山電車区(福フチ)の289系のFG401編成は、全般検査(全検)を機に交流関係機器が撤去されました。

その際、クロ288-2001 は客室の半分が普通室に改装されて半室グリーン車となったため クロハ288-2001 に改番されました。

 
「くろしお」用として吹田総合車両所京都支所(近キト)に配置されている289系の一部がすでにクロハ288形に改造されてますので、「こうのとり」系統用の福フチ車はこれに続くかたちで施工されました。

「くろしお」編成を先にクロハ288形で統一するのかと思ってましたが、全検のときに半室グリーン車化改造が併施されているので、しばらくはクロ288形とクロハ288形との併用が続きそうです。

でも、こういう改造は気付かないうちに終わってしまうことが多いので、早めに手を打つに超したことはありません。
この改造が終わると、クロ288形は廃形式になりますからね…

特に、特急用車両は存在感の割りに両数が少ないので、油断大敵です。

 
ということで、5/9(火)に福知山線(JR宝塚線)の相野駅(兵庫県三田市)に行ってました。

早朝からの撮影を計画したので、今回もクルマ移動の長距離遠征です。片道約500km…

 
いずれは全室グリーン車のクロ288形が珍しくなると思いますが、今のところはクロハ288形の方が珍しいので、トップナンバーの クロハ288-2001(福フチ)をアップいたします。福フチでは唯一のクロハ288形です。

5/27(土)以降はクロハ288形を連結する289系「こうのとり」編成が3本に増えるので、これから撮影される方はそれを待ってからの方がいいかも知れません。

 

クロハ288-2001

クロハ288-2001(福フチ)  2017年5月9日 相野駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

写真の クロハ288-2001 を含むフチFG401編成は、2016(平成28)年12月に吹田総合車両所で全検を受けました。

クロ288-2001 は客室前位側(連結側)を普通室に改装し、客室中央部分に仕切りと自動ドアを設置して側窓の一部を閉塞しています。
287系のクモロハ286形とグリーン室の仕様を合わせるため、すべてのグリーン席にコンセントが設置されています。

 
福フチ FG401編成

福フチ289系 FG401編成(左側が京都・新大阪方)

 

289系は種車の関係でパンタグラフを搭載する付随車両に交流関係機器を搭載していたので、289系4両編成(フチFG編成)のクロハ288形とサハ288形2200番代は今回の全検で交流関係機器が撤去されました。これで名実ともに直流電車となりました。

床下の主整流装置、主変圧器などと、屋根上の特高圧機器の一部が撤去されたので、だいぶスッキリした印象に変わっています。

どうです?

「しらさぎ」時代の クロ682-2004 と見比べてみれば分かると思います。

 
今のところ運用に就いているクロハ288形は「くろしお」用の クロハ288-2002・2004(近キト)と、「こうのとり」系統用の クロハ288-2001 の3両のみです。

まだ少数派のクロハ288形ですが、間もなくこちらが主流形式となります。

2015(平成27)年3月までは特急「しらさぎ」で北陸路を走っていた交直流電車でしたが、2年足らずのあいだに2回の改番を経て廃形式が発生する予定なのですから、撮影者泣かせの転用劇です。クロ288形は2年ちょっとしか存在しない幻の形式になるのですからね…

 
今回は珍しく天気に恵まれたので、現地1日目(5/9)までは気持ちのいい遠征となりました。



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「こうのとり」転用により直流固定化された元683系の クモハ289-3502

3月ダイヤ改正前に撮影のために忙しくするのはよくないと分かっています。

去年は続けざまの北陸詣。

今年は北海道新幹線絡みで函館に行こうと…

 
今年は暖冬のためか積雪がほとんどないみたいなので、789系0番代の撮りこぼしを何とかとしようと画策してましたが、こちらの都合のいい日に曇ってくれません。

それならば別の地区を、と思って西の方に遠征してきましたので、今回はその成果をアップしたいと思います。

 
183系や381系が引退してから運用情報がサッパリなくなった特急「こうのとり」の新顔、289系の奇数向き制御電動車(Mc)の クモハ289-3502(福フチ)です。なお、「しらさぎ」時代は クモハ683-3502 を名乗っていました。

 
クモハ289-3502

クモハ289-3502(福フチ)  2016年3月13日 柏原駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

北陸新幹線の金沢延伸開業によりJR西日本の681・683系の運用区間が大幅に縮小されましたが、これを機に「しらさきぎ」が683系2000番代から681系に変更され、これにより683系2000番代が捻出されました。これは昨年(2015年)3月ダイヤ改正のときの話しです。

683系2000番代はすぐに別の特急列車には転用されず、約半年間は直流固定化工事や塗色変更などの準備期間に充てられ、10月末に北近畿地区の「こうのとり」系統と紀勢本線の「くろしお」の運用に就きました。

番号そのままで289系に形式変更されたらしいのですが、新車ではないからか289系の各形式について解説がほとんど見られないのが現状のようです。

 
それならば実際に撮りに行けばいいということで今回行ってみましたが、683系当時の車内設備のまま直流化されているのでとにかく形式区分が多い。それなのに形式写真が撮れる駅が少ない、という現状。

289系の各形式区分を押さえようと思うと、それなりに時間が掛かるのですよね。

それと、東海・関西地区で見られる、座ったら取り敢えずカーテンを閉めるという習慣。これには泣かされました。

外が曇っているのに、カーテン閉の窓ばかり。
これではさすがに撮る気が失せてしまいます。1ヶ所2ヶ所なら気にしませんけど…

 
乗客が何しようが勝手なので、空いている列車を狙うしかありません。でも、そんなことをしていると撮影収率が悪い。

一方で、梅雨以降になると目立ち始める駅構内の雑草。

 
以前のように簡単に形式写真が撮れなくなっているので、遠征回数を増やしてきれいな形式写真が撮れるように頑張っていこうと思っています。



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