2015年01月
「サンダーバード」用681・683系のリフレッシュ工事について(サハ682-4)
1/28(水)、JR西日本から「サンダーバード」用車両のリフレッシュ工事(アコモ改良)に関する発表がありました。
特急「サンダーバード」のサービス向上に向けた取り組みについて(JR西日本)
今回の発表では“車両のリフレッシュ”という言葉を使っていますが、民営化前後から国鉄・JR各社で進められたアコモデーション改良のような工事内容で、車両そのものの延命に関わるメニューではありません。
北陸新幹線の金沢延伸開業に合わせて在来線側の特急車両の接客設備を手入れするという内容です。
(1) グリーン車座席の座り心地の改善
(2) 座席や内装のデザインの見直し
(3) モバイル用のコンセントの拡充
→ グリーン車全席と普通車客室出入口付近の席にコンセントを整備
(4) トイレに温水洗浄機能付き暖房便座を導入
(5) 車体デザインの見直し
グリーン車は室内を落ち着きと趣きのあるデザインに変更し、座席をホールド感のある座り心地となるものに交換するようです。
発表にあった室内写真を見てみますと、グリーン室の座席配置も変更されるみたいで、681系のクロ681形と683系0番代のクロ683形0番代は最終増備車の683系4000番代(クロ683形4000番代)に合わせて通路の位置が反対側に変わるようです。
(JR西日本の発表サイトより)
外装に関わるものとして車体塗色およびシンボルマークの変更があります。
今までは下図のように連続窓に見えるように窓まわりにミディアムグレーが配されていましたが、この部分の色が濃くなりJR西日本曰く“大きな窓をより強調した”デザインに変更されています。
また、青色の細帯もその位置が高くなって窓まわりのダークグレイに近接して巻かれるようになっているので、従来に比べて重心が高く見えます。
(JR西日本の発表サイトより)
「スーパー雷鳥サンダーバード」時代にデザインされた従来のシンボルマークも廃止され、北陸新幹線のカラーリングに似合うスピード感のあるデザインのマークが描かれるようになるようです。
(愛称別トレインマーク事典より)
このリフレッシュ工事は“「サンダーバード」(681・683系)全車両”が工事対象車で、平成27(2015)年秋ごろから平成30(2018)年度末までに順次投入予定とのことです。
この発表には工事対象車の具体的な両数については触れられていませんが、日本経済新聞の記事には“177両”と書かれているので、最終増備車の683系4000番代(108両)のほかに69両の681・683系が対象車となるようです。
ダイヤ改正後の「サンダーバード」運用を分析していませんので、「ダイナスター」「能登かがり火」と共通で運用されるのか、などについては分かりません。
世の中には運用調査や予測が得意な方々がたくさんおられますので、そのうち何方かが具体的な工事対象車を考察されると思います。
個人的には、先行試作車の681系1000番代がどうなるのか?ダイヤ改正後に681系1000番代を撮影できるのか?が気掛かりなので、その辺りのことがダイヤ改正前に分かると嬉しいのですが…
* * *
今回は「サンダーバード」のシンボルマークが貼付されているパンタグラフ付きの中間付随車サハ682形0番代の サハ682-4(近キト)をアップします。
サハ682-4(近キト) 2014年11月16日 七尾駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
この形式写真に関連するタグ: 681・683系 , JR西日本 , プレス発表
1980~1989年の鉄道ピクトリアル が入荷しました
1980~1989年の鉄道ピクトリアルの在庫補充をしました。
ご注文および在庫の確認は、トレインブックスのページからお願いします。
鉄道ピクトリアル 1980年4月号(No.374) 「特集:10代気動車」
当店価格:1,890 円
鉄道ピクトリアル 1980年9月増刊号(No.380) 「特集:京浜急行電鉄」
当店価格:2,970 円
鉄道ピクトリアル 1980年11月号(No.382) 「特集:京阪電車開業70周年」
当店価格:864 円
鉄道ピクトリアル 1980年12月増刊号(No.384) 「特集:北海道鉄道開通百年記念」
当店価格:1,080 円
鉄道ピクトリアル 1982年4月号(No.402) 「特集:旧型主力電気機関車」
当店価格:648 円
鉄道ピクトリアル 1983年5月号(No.416) 「特集:飯田線旧型国電」
当店価格:1,080 円
鉄道ピクトリアル 1983年6月号(No.417) 「生まれかわる筑肥線」
当店価格:648 円
鉄道ピクトリアル 1983年6月増刊号(No.418) 「特集:関東地方のローカル私鉄」
当店価格:2,430 円
鉄道ピクトリアル 1983年7月号(No.419) 「特集:私鉄100年」
当店価格:648 円
鉄道ピクトリアル 1983年8月号(No.420) 「特集:581・583系寝台電車」
当店価格:1,890 円
鉄道ピクトリアル 1983年11月号(No.424) 「特集:去りゆく旧型国電」
当店価格:540 円
鉄道ピクトリアル 1986年3月号(No.460) 「小集:イベント列車」
当店価格:540 円
鉄道ピクトリアル 1986年7月号(No.466) 「特集:EF66形電気機関車」
当店価格:810 円
鉄道ピクトリアル 1986年8月増刊号(No.468) 「特集:相模鉄道」
当店価格:2,160 円
鉄道ピクトリアル 1988年5月増刊号(No.496) 「新車年鑑 1988年版」
当店価格:1,080 円
鉄道ピクトリアル 1989年12月増刊号(No.521) 「特集:阪急電鉄」
当店価格:2,430 円
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2015年1月30日 |カテゴリー:新入荷情報(トレインブックス)|コメント (0)
JTBキャンブックスの“今昔”シリーズ が入荷しました
JTBキャンブックスの“今昔”シリーズ が入荷しました。
“今昔”シリーズはJTBキャンブックスの中でも都市や路線ごとに出版されている定番ものの一つで、今回の5冊で“東京”“名古屋近郊”“玉電”の過去と現在が定点比較できます。
あともう1冊、「時刻表昭和史探見」も入荷しました。
ご注文および在庫の確認は、トレインブックスのページからお願いします。
玉電が走った街 今昔
編著: 林順信
出版: JTB
発行: 1999年9月 初版
判型: A5 176ページ
状態: AB
価格: 540円(税込み)
時刻表昭和史探見
著者: 曽田英夫
出版: JTB
発行: 2001年4月 初版
判型: A5 192ページ
状態: A
価格: 810円(税込み)
東京 電車のある風景 今昔 I
著者: 吉川文夫
出版: JTB
発行: 2001年6月 初版
判型: A5 176ページ
状態: A
価格: 540円(税込み)
東京 電車のある風景 今昔 II
著者: 吉川文夫
出版: JTB
発行: 2001年月 初版
判型: A5 176ページ
状態: A
価格: 540円(税込み)
名古屋近郊 電車のある風景 今昔
編者: 徳田耕一
出版: JTB
発行: 2003年2月 初版
判型: A5 192ページ
状態: AB-(日付印押印のページあり(1ヶ所))
価格: 540円(税込み)
名古屋近郊 電車のある風景 今昔 II
編者: 徳田耕一
出版: JTB
発行: 2004年4月 初版
判型: A5 176ページ
状態: A-(最終ページに日付印あり)
価格: 540円(税込み)
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2015年1月28日 |カテゴリー:新入荷情報(トレインブックス)|コメント (0)
「サンダーバード」基本編成のグリーン制御車(クロ683-3)
このブログの右メニューの“人気の投稿”で現在第1位となっている『4月以降、「北斗星」に連結される予定の“ロビーカー”(オハ25 503)”』ですが、この投稿が“鉄道コム”の“最近よく見られたブログ記事”で第2位にまで瞬間的に上昇しました。
第3位までが“鉄道コム”のトップページに表示されるので、第3位にランクインしてからはアクセスが加速度的に増加。
一方で「北斗星」と「ロビーカー」で検索してくる人も多かったので、昨日(1/26)はこれまでにないアクセス数になりました。
一昨日(1/25)たまたまサーバから転送量がオーバーしていると連絡があって、月間転送量制限に少し余裕を持たせていたので事なきを得ましたが、従来どおりの設定だったらどうなっていたのでしょうね。よく分かりませんが…
これまでにも何度か書きましたが、当ブログのアクセス数(訪問者数)は1日あたり250〜600、ページビューはだいたい2,000〜4,000です。
年末にダイヤ改正の発表リストをアップし、「トワイライトエクスプレス」「しらさぎ」に関連する車両を続けてアップしたときは1,000アクセスくらいでした。
このときは訪問者が増えてもページビューが増えなかったので、ブログ主としては少し残念な気持ちでした。
しかし、今回はアクセス数が約4,400にまで増加し、これに応じてページビューも7,600まで膨らみましたのでビックリしました。
最近2週間のアクセス数の推移(管理画面より抜粋)
鉄道のブログでもこんなことがあるのですね。
当ブログにお越しくださった方には感謝いたします。
当ブログをご覧になる方に少しでもJR車両そのものに興味をもらえたらと思い、これからも形式写真をアップしていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
* * *
今回はすでにレタッチ済みの写真をアップしたいと思います。
昨年末から681・683系“クロ”をアップしようと準備していましたが、小ネタを少し加えるための準備ができず、しかも気の利いた文章が書けなかったので先延ばしにしていました。
いわゆる理系人間にとっては大変なことでしたので、諦めて形式写真をアップします。
今回は、吹田総合車両所京都支所(近キト)が受け持つ「サンダーバード」の基本編成のグリーン制御車で、非貫通・流線形の クロ683-2 です。
クロ683-2(近キト) 2014年11月16日 七尾駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
681・683系のグリーン車はJR東日本にはない独特な雰囲気があって好きなのですが、現行ダイヤではいい条件で撮影できる場所が限られます。
「はくたか」用の681系が来春のダイヤ改正でお役ご免になり、その影響でJR西日本管内で特急形車両の転配が行われるだろう、そうなると681・683系は撮れるうちに撮っておいた方がいいのでは?と思って11月に2回も北陸遠征に行ってきました。
今回アップした写真はそのうちの1枚ですが、ダイヤ改正以降は「はくたか」→「しらさぎ」→「くろしお」の玉突き転配が行われるだけで「サンダーバード」の運用減などの微調整は「ダイナスター」「能登かがり火」で吸収されそうです。細かい車両のやりとりはあるでしょうが、だいたいこんな感じだと思います。
「能登かがり火」は七尾滞泊が設定されるみたいなので、この撮影場所も大丈夫みたいです。
しかし、ダイヤ改正を機に近キトの681・683系は編成ごと方向転換されるので、撮影可能な車両の向きが変わります。
やっぱり、撮れるときに撮っておけということですね。
最後に、クロ683-2 を組み込むキトW32編成の編成図を作ってみましたので貼っておきます。
近キト W32編成(右側が大阪方)
この形式写真に関連するタグ: 681・683系 , JR西日本
2000~2008年の鉄道ピクトリアル が入荷しました
2000~2008年の鉄道ピクトリアルの在庫補充をしました。
JR高崎・宇都宮線特集の2001(平成13)年9月号(No.706)は、湘南新宿ラインの運行開始の直前に出されたバックナンバーです。こんどはダイヤ改正で誕生する「上野東京ライン」に合わせた特集号が発行されるかも知れませんね。歴史は繰り返されますし、念願の直通運転が始まりますから。
ご注文および在庫の確認は、トレインブックスのページからお願いします。
鉄道ピクトリアル 2000年6月号(No.686) 「特集:キハ58系(I)」
当店価格:1,890 円
鉄道ピクトリアル 2000年7月増刊号(No.688) 「特集:路面電車〜LRT」
当店価格:810 円
鉄道ピクトリアル 2001年9月号(No.706) 「特集:JR高崎・宇都宮線」
当店価格:540 円
鉄道ピクトリアル 2002年3月号(No.714) 「特集:鉄道と港 − 臨港線回顧」
当店価格:810 円
鉄道ピクトリアル 2002年7月号(No.719) 「特集:スハ43系(II)」
当店価格:2,160 円
鉄道ピクトリアル 2003年5月号(No.731) 「特集:行先方向板」
当店価格:540 円
鉄道ピクトリアル 2004年4月号(No.745) 「特集:103系電車」
当店価格:1,080 円
鉄道ピクトリアル 2005年1月号(No.756) 「特集:国電一世紀」
当店価格:540 円
鉄道ピクトリアル 2006年12月号(No.783) 「特集:EF13・15・16形」
当店価格:1,620 円
鉄道ピクトリアル 2007年3月増刊号(No.787) 「特集:京成電鉄」
当店価格:1,620 円
鉄道ピクトリアル 2007年7月号(No.791) 「特集:14・24系寝台客車 (I)」
当店価格:1,620 円
鉄道ピクトリアル 2007年8月号(No.792) 「特集:14・24系寝台客車 (II)」
当店価格:1,620 円
鉄道ピクトリアル 2007年9月号(No.793) 「特集:ラッシュ帯の列車運行」
当店価格:540 円
鉄道ピクトリアル 2008年4月号(No.802) 「特集:四国の鉄道めぐり」
当店価格:540 円
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2015年1月27日 |カテゴリー:新入荷情報(トレインブックス)|コメント (0)