気動車

観光特急「はやとの風」の1号車 キハ47 8092

最近引退した車両の形式写真を続けてアップしましたが、今回からいつものように地道に普通の車両をアップしていこうと思います。

 
といきたいところですが、

先週の水曜日(10/4)から3日間ほど鹿児島に遠征してきましたので、そのときに撮影した形式写真をアップしたいと思います。

 
昨年の12月末から2回も鹿児島に遠征してますが、ここは私にとって難易度が高い場所のようで、いつもお天気に嫌われています。

 
昨年(2016年)12月末はピーカンのため撮影枚数ゼロ @鹿児島中央駅

今年(2017年)3月はほとんど曇らず、撮影できたのは数両のみ @鹿児島中央駅

 
2〜3日間曇る予報が出ていたのに…
縁がなかったようです…

でも、これは撮影効率を求めて鹿児島中央駅に滞在したからかも知れないので、今回は鹿児島中央駅にはこだわらないで、効率は悪くても周辺の駅で撮影するように方針変更しました。

となるとロケハンが必要になるので、2日間連続で曇り予報が出ていた10/5(木)から本気が出せるように前日(10/4)から鹿児島入りすることにしました。

 
初日の10/4(水)は晴れ予報だったので撮影するつもりはありませんでしたが、鹿児島に着いてみると程よい曇り。

雲の位置関係から鹿児島中央駅よりも鹿児島駅の方が曇っているようだったので、すぐに鹿児島に移動してしばらく滞在することにしました。

 
ず〜っと曇っていたなんてことはありませんが、観光特急「はやとの風3号」が鹿児島駅の2番ホームに入線したときに運よく曇ってくれたので、今回は キハ47 8092(鹿カコ)をアップしたいと思います。

 
キハ47 8092

キハ47 8092(鹿カコ)  2017年10月4日 鹿児島駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

JR九州は、“デザイン&ストーリー列車(D&S列車)”というコンセプトのもとでストーリー性を持つデザインの観光列車を管内各地に導入しています。

「オランダ村特急」をはじめとする観光色の強いジョイフルトレインが民営化直後から走っていますが、現在の“デザイン&ストーリー列車”シリーズのきっかけとなったのは特急「はやとの風」です。
2004(平成16)年3月13日の九州新幹線の鹿児島部分開業に合わせて登場したD&S列車です。

 
ローカル線でお馴染みのキハ47形を特急車両にするなんて!!!

そんなことはどうでもいいんです。

接客サービスとして特急列車たるものが提供できれば…

 
そんな元祖D&S列車で使用されているのが キハ47 8092(1号車)と キハ147 1045(2号車)です。かつては キハ140 2066 も使われていましたが、現在は“指宿のたまて箱”仕様に再改造されています。

キハ47 8092 はトイレ付きの高出力改造車なのでトイレ側を撮影しようと思ってましたが、それにこだわると半日掛かりの撮影になるので、今回は鹿児島駅で手を打ちました。

 

それにしても、天気予報って当たらないものですね…



この形式写真に関連するタグ: JR九州 , キハ40系 , ジョイフルトレイン

「クリスタルエクスプレス」の1号車 キハ183-5102

9/6(水)の午後から出掛けた北海道遠征ですが、北海道ではほとんど成果がなかったので、大館駅で撮影した花輪線の珍車 キハ111-152 をアップしただけ終わっていました。

結果的に無駄に終わった感の強い遠征でしたが、数少ない成果をアップしても罰は当たらないでしょう。

 
今回の北海道遠征は“旭山動物園号”編成のキハ183系0番代を撮るのがメインターゲット。

曇りベースの天気予報だった9/9(金)に道央地区に移動して撮るつもりでしたが、行ってみると晴れときどき雨。形式写真を撮るには最悪の天気。

 
天気の変わり目に曇ってくれる時間帯があれば何とかなりましたが、それもほとんどありません。

こういうときは深追いすると傷口が広がるので、その日のうちに旭川から特急列車と新幹線を乗り継いで帰ることを決断。

お昼過ぎの上り「ライラック」に乗って長距離移動することにしました。

残念でしたね…

 
でも、この日の午前中に臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス3号」に充当された“クリスタエクスプレス”の キハ183-5102 が撮れたので、完敗にはなりませんでした。

これが撮れただけでも遠征に出てよかったと思えましたからね…

 
ということで、今回は結果的に渾身の1枚になってしまった形式写真をアップしたいと思います。

“クリスタエクスプレス”の1号車、キハ183-5102(札ナホ)です。

 
キハ183-5102

キハ183-5102(札ナホ)  2017年9月9日 岩見沢駅

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50歳になって“大人の休日倶楽部パス”が買えるようになったので今回も使ってみました。

でも、このフリー切符、使ってみると大きな問題がありました。

 
“大人の休日倶楽部パス”の利用期間は、駅近くのホテルの予約が気軽に取れません。

格安航空券を使って閑散期に渡道するのに慣れてしまうと、ホテルの予約が直前で取れないというのが結構辛い。

天気予報に合わせて撮影地を転々とできないので、天気を味方に付けることができません。

 
予約しておいたホテルの宿泊地が晴れ予報に変わってしまうと、もうこれで為す術がないという状況に。

鉄道移動の場合、駅近くのビジネスホテルしか選択肢に入らないですから、もともとホテルを探すのにハンディを背負ってます。

 
今回のように格安のフリー切符を使ったために撮影の歩留まりが悪くなるというのは本末転倒です。
いくら交通費が安くても撮影できなければ意味がないですからね…

使ってみて痛感したので、次回以降はもっと自由に動き回れるようなスタイルを採っていきたいと思います。

 
でも、予定していた場所(JR北海道・JR東日本エリア)が予報どおりに曇ってくれるのなら、“大人の休日倶楽部パス”ほど形式写真に相応しいフリー切符はありませんよ。



この形式写真に関連するタグ: JR北海道 , キハ183系 , ジョイフルトレイン

花輪線で使用されている珍車、キハ111形150番代(キハ111-152)

JR東日本のフリーきっぷ“大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)”の第2回利用期間が8/31(木)から始まりました。

50歳になってようやく使えるようになったので、今回もJR北海道の車両を撮りに出ようと思い、先週からずっ〜とタイミングを図っていました。

 
なかなか安定的に曇りの予報が出てくれないものですね…

フリーきっぷを購入しては、天気予報に合わせて列車の予約を変更。
そして、キャンセル。

こんなことが続いたので遠征を諦めていましたが、先週の木曜日(9/7)辺りから3日間ほど北海道内で曇る予報が出始めたので、思い切って函館前泊で遠征に出ることにしました。

 
先ずは函館に2泊して撮影するつもりでしたが、道南地方は予報がコロコロ変わって、結局は晴ればかり。

函館のほかに道央の砂川に宿泊して撮影に臨みましたが、晴れか雨ばかり。

前泊を除いて3日間ほど道内を起点に活動してましたが、満足に撮影できた形式写真は道内では2枚だけ。

 
天気予報を信じた私が愚かでした…

 
北海道については惨敗…

 
現地撮影初日の9/7(水)から予報どおり曇ってくれなかったので、早朝のうちに函館に見切りを付けて本州に戻り、奥羽本線の大館駅(秋田県大館市)まで行きました。

予め調べておいた花輪線のキハ110系の車両運用の確認と、大館駅をロケハンするためです。

 
なんとなんと大館に着いてみると、以前から撮りたいと思っていたキハ110系150番代が“撮ってください”状態でホーム横に留置してました。

 
キハ110系150番代は稀少区分車で、小牛田運輸区(仙ココ)と盛岡車両センター(盛モリ)に2両編成が1本ずつしか配置されていません。

盛モリのキハ110系150番代は花輪線の運用に入るので、これを撮るためにどこに行けばいいのかちょうど調べていることろでした。

 
今回は、その地味に珍しいキハ110系150番代のうちの1両、キハ111-152(盛モリ)をアップしたいと思います。

 
キハ111-152

キハ111-152(盛モリ)  2017年9月7日 大館駅

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すでにキハ110系100番代が活躍していた水郡線の増備車として200番代が量産されていた1994(平成6)年に投入されたのが150番代です。

そのため、キハ110系150番代は200番代とほぼ同一仕様のグループなのに、ステップ高さだけは1,036mmの100番代仕様(200番代は970mm)。
ですから、200番代のドアよりも靴ズリが高くなっているので、靴ズリの下部が間延びしています。

比べてみないと分からないほどの違いですが…

 
キハ111-215の前位ドアのステップ

キハ111-215の前位ドアのステップ

 

キハ111-152の前位ドアのステップ

キハ111-152の前位ドアのステップ

 

どうですか?

上下に拡大写真を並べてみると分かりますよね。

 

以前、トイレなしの キハ112-151(仙ココ)を撮影したことがありますが、このときは試運転だったのでブラインド閉の少々残念な写真でした。撮れただけでもよかったと思っていますが…

でも、今回は車体に停車目標(通称:ハタキ)が被る程度で、構図や光線状態については申し分ない。いつもこのように撮れればいいのに、と思えるほどの仕上がりです。

 
今回の遠征、北海道遠征としてはほとんど成果がなく完全に失敗でしたが、当初予定していなかった場所でこういうきれいな写真が撮れたときの感動はかなりのものです。

それが原動力になっているから続けられるのでしょうね。



この形式写真に関連するタグ: JR東日本 , キハ110系

多客期になると顔を出す快速「はまゆり」のキハ111形0番代(キハ111-3)

今回は岩手遠征の3日目、8/11(金)の続きです。

 
この日の本命は、快速「はまゆり4号」に充当される キハ111-3。

盛岡駅で キハ110-1 が撮影できたので、この調子で3・4番ホームに入線する701系や青い森鉄道の701・703系などを撮るつもりでしたが、残念ながら雲がなくなりピーカンになってしまい撮れませんでした。

このまま晴れたままだと土沢駅で キハ111-3 が撮れないのでは、と心配しましたが、花巻方面は花曇りの形式写真日和。

 
順調にキハ110系「はまゆり」の運用が回ってくれたので、気持ちよく キハ111-3(盛モリ)が撮影できました。

こんな感じです。
前回と同じような構図ですが、1両増結されて停車位置が変わったので緊張しながらの撮影でした。

 
キハ111-3

キハ111-3(盛モリ)  2017年8月11日 土沢駅

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これで普段編成中間に封じ込まれているキハ111形0番代が撮影完了!

一安心です。

そんな表情が顔に出てしまったのでしょうか?この写真を撮った直後、最後部の14D席に座っている少年が手を振ってくれました。

普段は乗客と目線を合わせないようにしていますが、嬉しかったので手を振り返しました。
気持ちのいいものですね…

 
この後は盛岡に戻って「ジパング平泉2号」の485系700・3000番代を撮影し、それで今回の遠征は終了。

帰りも約560kmの長距離運転でしたが、ゴルフヴァリアントの高速安定性を堪能しながらゆっくり帰りました。

 
道の駅紫波にて休憩中の愛車ゴルフヴァリアント

 

最後に、快速「はまゆり」の全列車が4両編成なった8/11(金)の編成表を添えておきたいと思います。

 
8月11日「やまゆり1号」の編成表(左側が盛岡・釜石方)

8月11日「やまゆり1号」の編成表(左側が盛岡・釜石方)

 
8月11日「やまゆり2号」の編成表(左側が盛岡・釜石方)

8月11日「やまゆり2号」の編成表(左側が盛岡・釜石方)

 
8月11日「やまゆり4号」の編成表(左側が盛岡・釜石方)

8月11日「やまゆり4号」の編成表(左側が盛岡・釜石方)



この形式写真に関連するタグ: JR東日本 , キハ110系

ホロ改造にともない貫通扉が移設されているキハ110形0番代(キハ110-1)

今回は岩手遠征の3日目、8/11(金)の話しです。

 
遠征2日目(8/10)に試作車の キハ110-3 が撮れて安心しましたが、肝心のキハ111形0番代については撮れず仕舞いでした。

盆暮れなどの多客期だけ顔出しで撮れるキハ111形0番代を狙っての遠征なのに、不慣れな撮影地で臨んだため三脚の位置決めなどで時間が掛かってしまいました。
ローカル駅のため停車位置が適当だったということもありますが、それに対応できなかった自分に不甲斐なさを感じました。

 
遠征3日目(8/11)は、前日と同じような行程で土沢駅に向かいキハ111形0番代の撮影に再挑戦。でも、その前に盛岡駅でキハ110形のトップナンバー車が撮影できましたので、今回はその写真をアップしたいと思います。

前日の「はまゆり4号」の3両編成に増結用として花巻方に増結された キハ110-1(盛モリ)です。

 
キハ110-1

キハ110-1(盛モリ)  2017年8月11日 盛岡駅

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キハ110系0番代は収納式のホロを装備し、片運転台車はクロスシートの座席幅の関係で後位側(連結側)も先頭部と同じ狭幅のホロを装備しています。

その後増備された100番代以降は車端部がロングシートになっているのでホロが広幅に変更されて混結ができなくなったので、盛岡〜石巻間の速達列車は急行「陸中」時代から0番代だけで組成されていました。

しかし、2007(平成19)年にキハ110形0番代の一部車両が快速「南三陸」の指定席車用として小牛田(仙ココ)に転属しました。
その際、仙ココに転出した キハ110-1・2・4・5 だけでなく「はまゆり」用として残った車両も従来ホロを装備するキハ110系100番代と連結する必要性が生じたためホロの改造が行われました。

 
ホロの改造については、もともと装備されていた収納式ホロを撤去して従来ホロの台座を取り付けているだけと思っていましたが、同部分を拡大してみると他のキハ110系先頭車とはかなり印象が異なります。

 

キハ110-1 の先頭部(後位側)

キハ110-1(盛モリ)の先頭部

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鉄道ファン 1990年4月号(No.348)の表紙に掲載されているブラックフェイス当時の キハ110-1 と見比べると、塗色とホロの他にも何か大きなものが違うように感じます。

 

鉄道ファン 1990年4月号(No.348)

鉄道ファン 1990年4月号(No.348)

 

キハ100形は今でも収納式ホロを装備していますが、同じ時期に落成した試作車の キハ100-2 と見比べても現在の キハ110-1 とは何かが違います。

 

キハ100-2 の先頭部(後位側)

キハ100-2(盛イチ)の先頭部

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単に収納式ホロが撤去されただけとは違う、何かが…

 
一応、従来ホロ(台座)を装備している キハ110-131 と見比べてみます。

 

キハ110-131 の先頭部(後位側)

キハ110-131(盛モリ)の先頭部

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

こちらは簡単な構造をしていますね。でも、何かが…

 
なんだろう???

う〜ん、分かりました。

やっと、キハ110-1 を見たときの違和感の正体が分かりました。

 
そうです。

キハ110-1 は前面貫通扉が車体内側に移設されているのです。

 
桟板(渡り板)の取り付け位置を見ればよく分かりますが、妻面よりも少し引っ込んだ部分に貫通扉と渡り板が取り付けられています。

収納式のホロを取り外すと「北斗星」用のオハネフ25形のように貫通扉が取り外したホロ部分より出っ張るのですが、キハ110-1 の場合は新たに取り付けられたホロの台座よりも貫通扉が引っ込んだ部分に移設されています。

 
何故このような改造が行われたか不明ですが、ホロ枠を取り付けるために構造的な競合や強度の観点で補強が必要だったために貫通扉を移設したのでしょうか?

現在、快速「はまゆり」用として盛岡車両センター(盛モリ)に配置されているキハ110系0番代はすべてこのように貫通扉が移設されているようです。もちろん、「TOHOKU EMOTION」に転用された2両も同じような形態に改造されています。

 

すでにJR第一世代のキハ110系も車齢25年に達しました。
ジョイフルトレインに改造される車両も生まれています。
ここまで来ると後年改造にもバリエーションが生まれ、活躍する地域ごとに仕様が異なってきています。

画一的と思われた車両もいつしか個性的になってきますので、その辺りの変遷をこれからも記録に残していきたいと思います。

 
国鉄形、国鉄形と騒いでいるうちに、人知れず消えていくJR第一世代がこれから増えると思いますので…



この形式写真に関連するタグ: JR東日本 , キハ110系